〈白老町を見るその1〉
白老町から、町内の虎杖浜地区に有るアイヌの砦「カムイエカシチャシ」へ行って来ました。名前からすると「カムイ(神)エカシ(長老)チャシ(砦)」と言うアイヌ語に成ると思います。この先には灯台が有って、目の前に海岸が一望できますので、多分、昔はアイヌの見張り台でも有ったのでしょうね。
「ウポポイ」にはまだ行っていませんが、園内と博物館と2重に予約を取らなければない為、非常に面倒らしいです。園内の入場を予約しても、博物館の予約をしてなければ見学出来ません。お役所のやる事は何でこうなんでしょうね!!
今までは余り目立たなかった事が、この度のコロナに対する対応ですっかり恥を露呈してしましたね。台湾の友人知人、義弟や義妹・親類からも日本は何やってるんだと言われて恥ずかしい思いをして居ります。しっかりして欲しい物です。
「ウポポイ」の外に有るイベント会場などは、駅の裏に有りますが、どう言う訳か先日(9月初旬)で閉鎖解体してしまいました。
駅裏には「ポロトミンタラ」と言う観光案内所も有ります。案内所内では、「ウポポイ」に関連したお土産も買うことが出来ますし、美味しいアイスクリームも有りますよ。
「ウポポイ」は、アイヌ語で、みんなで歌うと言う意味ですが、「ポロトミンタラ」とは、大きな沼のある広場、つまり公園の裏に有る、「ポロト湖」の側にある広場と言う意味です。
又、よく「イランカラプテ」と言う言葉を聞きますが、これは「いらっしゃいませ」と言う意味です。
「ポロトミンタラ」の横には、探検家であり北海道の名付け親でも有る「松浦武四郎」の碑が建っています。松浦武四郎は、アイヌとの親交が深く、探検で案内役を頼んだりしていました。又、アイヌの心情や風習にも理解があって、アイヌの人たちからも尊敬されていたそうです。それに引き換え、明治の日本政府のアイヌ人に対する仕打ちが酷かったので、未だに心情的に問題が残っていて、尾を引いているそうです。
アイヌの人達からは、昔と同じように、自由に狩猟や鮭取りをさせろと言う提訴もされていて、裁判中らしいです。アイヌの人の言う事にも問題があるなと感じますが、今では同じ日本人なのですから、余り自分勝手な事は言わない方が良いのでは無いかと感じます。
苫小牧方面から白老に入ると左側に「白老たまごの里 マザーズ」と言う建物が有ります。此処は養鶏所直営のレストランと売店で、卵から作った食べ物が有ります。「卵プリン」が有名で、たまご100%なのでとても美味しいです。何時もお客で混んでおります。周りには広い原っぱで鶏が放し飼いに有れています。私が行った時は1羽の鶏が死んでいました。早く片付ければ良いのにと思いました。
これで何かちょっと幻滅ですね!!
白老には「白老港」と言う港が有ります。結構大きな港で、北寄貝や鮭などを水揚げしているそうです。
魚釣りをしている人も沢山いますが、余り釣れていないようでした。
小さなものでは、マイワシとサバが釣れているようです。両方共、昔は北海道では釣りの対象に成っていなかった魚なのですが、最近は、ブリやシイラまで釣れることが有るそうで、地球温暖化のせいでしょうか、おかしなことに成っていますね。
お陰で、サンマと同じように、鮭も採れるシーズンが段々遅く成っているようで10月位に成らないと駄目みたいですね。漁師の人に聞いてみたのですが、ここでも沖に定置網は入っているのですが、まだ駄目らしいです。
お陰で、サンマと同じように、鮭も採れるシーズンが段々遅く成っているようで10月位に成らないと駄目みたいですね。漁師の人に聞いてみたのですが、ここでも沖に定置網は入っているのですが、まだ駄目らしいです。
後ろには「樽前山」などの山々が見え、日本製紙の大きな円採るも見えます。
文・写真:SUZUCO
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