2020年7月 北海道滞在記 その1

7月18日~

〈千葉~北海道〉

今年も北海道へ行きます。コロナの影響で気が滅入りますが、1月に購入した家の事も有るので、当初計画していた4月からの北海道滞在も三ヶ月遅れで7月に決行する事にしました。

当初は、例年の如く、貸家やお試し暮らし施設の利用を考えていたのですが、昨今の北海道ブームで、希望者が多い為借りられる所が非常に少なく成り、ついに中古の家を買う事に決断しました。

場所は、本州からのアクセスの良い所を探して、千歳空港にも近く、フェリーでも、本数の沢山ある「苫小牧港」に近い「白老町」と言いう所に決定しました。

他にも、友人たちのいる良い町が北海道にも沢山有るのですが、アクセスの面で最終的には決断しました。その根拠は、昨年も、日高に居た時に、台風15,19,21と千葉が襲われ、我が家にも少な無からず被害が有り、急遽千葉へ戻った経験も有りますので、アクセスを一番に考えました。

白老であれば、「千歳空港」まで高速を使って小一時間で行けますし、苫小牧までは3~40分の距離に成ります。

只、白老は、今「ウポポイ」と言う、アイヌ民族の「民族共生象徴空間」と言う施設が出来て、今大変注目を浴びている町なので、最近は売り家なども大変少なく、高く成って来ていました。難しい名前ですが、以前は「アイヌ民族博物館」と言う名前でしたので、私は個人的にそれで良いと思うのですが、お役所の考えていることは分かりません!!

因みに、「ウポポイ」とは、“みんなで歌う”という意味のアイヌ語と言う事です。白老は、昔からアイヌの人たちが暮らしていた部落などが有った所で、北海道でも「阿寒湖畔」や、平取町の「二風谷」等と並んで有名な所です。

と言う訳で、一路白老を目指して千葉の家を出て、今回はコロナの影響も有るので「仙台港」から「太平洋フェリー」で苫小牧に向かい事にしました。大洗よりは、幾らか安全かな?と思ってそうしました。幸い、途中も渋滞も無くスムーズに来られ、意外と早く着いて時間が余ってしまいました。

夜、19時40分仙台港発のフェリー「きそ」に乗って、翌日朝11時に「苫小牧港」に着きました。

「太平洋フェリー」は、毎年「フェリーオブザイヤー」に選ばれているフェリー会社で、特にレストランの料理が美味しいのですが、今回はコロナの関係も有り、余り人のいる所に行きたくないので、来るときスーパーに寄って食料を買い、ワインで乾杯でした。ゆっくりしていて良いですね。(北海道弁で、アズマシイ)

家に着いてから1週間ほどは、引っ越し荷物の整理や買い物などで大変忙しい目にあいました。年取ってから余りこう言う事はしたく無いですね!!

白老は、温泉が沢山出ていますので、車で30分ほどの以内で温泉に入ることが出来ますので大変良いですね。30年ほど前にブームだったらしく、彼方此方で温泉を掘りだして、そこに色んなデベロッパーが温泉団地を作って売ったらしく、沢山の団地が並んでいます。団地と言っても温泉別荘地みたいな所なので、一個建ちの家が疎らに並んでいるだけの団地で、今では売地の看板ばかりが目立ちます。古いガタガタの売り家は有りますが、矢張り住めるようなところは少ない様に思えますね。

温泉源の方も、昔は自噴していたらしいのですが、今は湯量も落ちてポンプアップしていると言う事で、新規の配湯はしていない団地も有りますので注意が必要ですね。私の所の団地も給湯施設は有るのですが、今では新規は無いし、私の家にも温泉は来ていませんが、直ぐ近くに日帰り温泉が沢山有るので、全然問題は有りませんね。

この団地は殆どが旧大昭和製紙と今の日本製紙の社員に対しての分譲地だったらしく、この近辺の団地の中では珍しく沢山の家が立ち並んでいますので、安全のためにも良かったですね。住んでいる方々は、矢張りリタイヤ組が多く、年代も我らと同じくらいの方々が多いです。

家の方も、内外リフォームして有り、キッチンもシステムキッチンに成っていて良いのですが、トイレが簡易水洗の汲み取り式なのが難ですね。家の周りも色々散らかっていますので、その内、外構工事と、水洗化の工事は必要かなと思っていますが、目の前に本管と公共桝が有りますので、直ぐ工事は出来ますが、近い将来飽きたら売ってしまうかもしれないので、思案のし処ですかね。その内どなたか希望者が居られましたら連絡請う!!(笑)

前が公園に成っていますので環境的にも良いですね。

兎も角、住むには問題は無いので「北海道白老生活」の始まりです!!

鈴木 幸男

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